業務委託の仕事が終わったが、次の四半期に戻ってくるかもしれない。社員が完全に退職する。共有アカウントが、実は連携機能のものだった。どのケースも、アトラシアンの管理で取るべき操作が違います。選択を誤ると、後で手作業での面倒な作り直しが必要になるか、毎月お金がかかり続けます。

アトラシアンには 5 つの操作があります。違いは 4 つの点です: どこまで切るか、支払いが続くか、グループとデータがどうなるか、どれだけ簡単に元に戻せるか。

画面の名前は、アトラシアンの日本語のサポート ドキュメントに合わせています。このページは英語版の翻訳です。

5 つの操作の比較

操作切るもの請求グループ、ロール、データ元に戻す方法実行できる人
アプリ アクセス権の削除(例: Jira だけ)1 つのアプリ。ほかのアプリとアカウントは残ります。そのアプリを与えるグループがなくなった時点で、そのアプリのプランで数えられなくなります。そのアプリを与えるすべてのグループから外れます。アカウントは残ります。再びアクセス権を付与します。組織管理者。管理しているアプリについてはユーザー アクセス管理者。元のユーザー管理ではサイト管理者。
アクセスの一時停止この組織(元のユーザー管理ではこのサイト)のすべてのアプリ。一時停止中は請求されません。ロールとグループ メンバーシップは保持されます。アカウントは残ります。[アクセスを復元]: 以前のロールとグループが戻ります。組織管理者。制限付きでユーザー アクセス管理者。元のユーザー管理ではサイト管理者。
ユーザーの削除この組織(またはこのサイト)のすべてのアプリ。削除後は請求されません。ここでのロールとグループ メンバーシップは失われます。アカウントは削除されません。再び招待し、ロールとグループを手作業で割り当て直します。一時停止と同じ。
アカウントの無効化(管理対象アカウントのみ)アカウントそのものを、すべての組織で。そのアカウントの請求は止まります。個人データは削除されません。ロールとグループは保持されます。いつでも [アカウントを再有効化]。請求も再開します。組織管理者。
アカウントの削除(管理対象アカウントのみ)アカウントを、14 日後に完全に。請求は止まります。プロファイルのデータのほとんどが削除されます。作成した作業項目、ページ、コメントは残り、「旧ユーザー」と表示されます。14 日以内なら [削除をキャンセル]。その後は戻せません。組織管理者。

出典: ユーザーを削除するかアクセス権を一時停止する、ユーザーのアプリ アクセス権を削除する、管理対象アカウントを無効にする、管理対象アカウントを削除する、2026 年 10 月 13 日に確認。

広い範囲から狭い範囲への入れ子の階層: Atlassian アカウント、組織、サイト、アプリ。アプリ アクセス権の削除はアプリの階層で切る。アクセスの一時停止とユーザーの削除は、一元化されたユーザー管理では組織の階層、元のユーザー管理ではサイトの階層で切る。無効化と削除は、すべての組織でアカウントそのものを切る。図は英語です。

各操作が及ぶ範囲。アトラシアンの画面ではなく図解です。図は英語です。

まず、どのユーザー管理エクスペリエンスかを確認する

アトラシアンの管理には 2 つのバージョンがあり、一時停止と削除が及ぶ範囲が違います。

  • 一元化されたユーザー管理: [ユーザー] は [ディレクトリ] の下にあり、[ユーザー] ページに [サイト] フィルターはありません。一時停止と削除は組織全体に及びます。ほかの組織へのアクセスには影響しません。
  • 元のユーザー管理: 先にサイトを選び、[ユーザー] ページに [サイト] フィルターがあります。一時停止と削除はそのサイトだけに及びます。その人は組織内のほかのサイトへのアクセス権を持ち続けます。

つまり元のユーザー管理では、1 つのサイトから削除しても、別のサイトで作業を続けられることがあります。サイトが複数ある場合は、それぞれ確認してください。

出典: ユーザーを削除するかアクセス権を一時停止する、2026 年 10 月 13 日に確認。

アクセスを一時停止する場面

今すぐアクセスを止めたいが、戻ってくる可能性が高い場合は一時停止します。よくあるのは、休暇、契約の中断、調査、所有者の整理中の一時的なアクセス凍結です。

一時停止の利点は、元に戻す方法にあります。[アクセスを復元] で以前のロールとグループ メンバーシップが戻るので、どのグループにいたかを誰かが覚えておく必要がありません。一時停止中は請求されません。

一時停止の手順:

  1. アトラシアンの管理に移動し、組織を選択します。
  2. 一元化: [ディレクトリ] > [ユーザー] の順に選択します。元のユーザー管理: サイトを選択し、[ユーザー] を選択します。
  3. ユーザーを見つけ、その他の操作メニュー(•••)を開いて [アクセスを一時停止する] を選択します。

[アクセスを復元] も同じメニューにあります。

出典: ユーザーを削除するかアクセス権を一時停止する、2026 年 10 月 13 日に確認。

ユーザーを削除する場面

組織(またはサイト)にもう属さない人は、ユーザーを削除します。元社員、仕事が終わった業務委託先、プロジェクトが終わった社外の協力者などです。削除後は請求されません。

削除の代償は、元に戻す方法です。戻ってきた場合は再び招待し、ロールとグループ メンバーシップを手作業で割り当て直す必要があります。削除する前に、その人のグループとロールを書き留めてください。

ユーザーを削除しても、Atlassian アカウントは削除されません。ほかの組織へのアクセスにも影響しません。

手順は一時停止と同じです。同じその他の操作メニュー(•••)で [ユーザーを削除] を選択します。

出典: ユーザーを削除するかアクセス権を一時停止する、2026 年 10 月 13 日に確認。

アプリ アクセスだけを削除する場面

Confluence は使い続けてよいが、Jira はなくしたい場合があります。そのときは一時停止も削除も適しません。Jira のアプリ アクセスだけを削除します。

  1. 一元化: [ディレクトリ] > [ユーザー] > ユーザーを選択 > [アプリ] タブ。元のユーザー管理: サイトを選択 > [ユーザー] > ユーザーを選択 > [アプリ] タブ。
  2. Jira を見つけ、[•••](その他のアクション)を開いて [アクセス権を削除] を選択します。

これで、Jira を与えるすべてのグループからその人が外れます。Jira へのアクセス権は複数のグループから同時に来ていることが多いため、これは大切です。その人がアプリの管理者ロールを持っている場合、アトラシアンは先にそのロールを外すよう求めています。グループが ID プロバイダーから同期されている場合は、ID プロバイダー側で変更して同期させてください。

それでもアクセス権が残る場合は、グループから外しても Jira へのアクセス権が残った理由をご覧ください。

出典: ユーザーのアプリ アクセス権を削除する、2026 年 10 月 13 日に確認。

無効化と削除: 管理対象アカウントだけ

管理対象アカウントとは、組織が完全に管理しているアカウントです。メール ドメインを検証し、アカウントを申請済みのものです。無効化や削除ができるのは管理対象アカウントだけです。個人のメール アドレスを使っている人や、申請していないアカウントなど、それ以外の人に使える最も強い操作は、一時停止と削除です。

無効化は、自社のアクセスだけでなく、アカウントそのものを閉じます。その人は、どの組織のアプリにもそのアカウントを使えなくなります。パートナーや取引先のサイトも含まれることがあるので、無効化の前によく考えてください。請求は止まり、個人データは削除されません。[アカウントを再有効化] でいつでも戻せ、請求も再開します。

削除は、アカウントをなくすべき完全な退職のための操作です。削除をスケジュールすると、アカウントは 14 日間無効化された状態になり、アトラシアンはこの期間を短縮できないとしています。この 14 日間は [削除をキャンセル] できます。その後アカウントは削除され、「旧ユーザー」と表示されます。プロファイルのデータのほとんど(名前、メール、役職、写真など)が削除されます。その人が作成した作業項目、ページ、コメントは残ります。

どちらの操作も同じ場所から始めます:

  1. [ディレクトリ] > [ユーザー] で、[アカウント タイプ] フィルターから [管理対象アカウント] を選択します。
  2. ユーザーを選択し、[•••](その他のアクション)> [アカウントを無効化] または [アカウントを削除] を選択します。

ユーザーが ID プロバイダーから来ている場合は、ID プロバイダー側で無効化または削除してください。そうしないと、削除したアカウントが再び作成され、本人がログインできてしまうとアトラシアンは注意しています。

出典: 管理対象アカウントとは、管理対象アカウントを無効にする、管理対象アカウントを削除する、2026 年 10 月 13 日に確認。

請求はどうなるか、いつ変わるか

請求とつながっているのはアプリ アクセスです。プランのユーザー数には、そのプランの少なくとも 1 つのアプリにアクセスできる全員が含まれ、招待されてまだ承諾していない人も含まれます。有料のアプリ アクセスがなかった人を一時停止したり削除したりしても、節約にはなりません。アカウントの整理であって、ライセンスの節約ではありません。

時期は支払い方法によります:

  • 月間サブスクリプション(Jira、Jira Service Management、Confluence など)は、請求期間中の最大ユーザー数で請求されます。期間の途中でユーザーを削除しても、その期間の請求額は下がらず、返金もありません。空いたライセンスは、期間が終わるまでほかの人に割り当てられます。最終日のユーザー数が、次の期間の数量になります。アトラシアンのページは削除について説明しており、一時停止については個別に触れていません。
  • 年間サブスクリプションは、ユーザー階層で購入します。ユーザー数が階層を超えると、上の階層に移るか、数を減らす必要があります。階層の 80% に達すると、アトラシアンからメールが届きます。

数を確認するには、アトラシアンの管理の [請求] でサブスクリプションを開き、[管理] を選択します。Billed user(請求対象ユーザー)タブに、請求される数量と次回の請求の見積もりが表示されます。

出典: プランのユーザー数を監視する、最大ユーザー数に基づく請求の仕組み、2026 年 10 月 13 日に確認。

サンプルの数字での月間の請求期間: 開始時に 10 ユーザー、5 日目に 3 人を削除。請求される数量は期間の終わりまで 10 のまま。空いた 3 ライセンスは再利用できる。次の期間は 7 から始まる。図は英語です。

月間プランでユーザーを削除すると、下がるのは次の請求で、今回の請求ではありません。サンプルの数字。図は英語です。

ID プロバイダーがユーザーを管理している場合

Okta や Microsoft Entra ID などの ID プロバイダーからユーザー プロビジョニング(SCIM)を使っている場合、決めるのは ID プロバイダーです:

  • 同期されたグループは、アトラシアンでは読み取り専用です。メンバーは ID プロバイダーで変更します。
  • ID プロバイダーでユーザーを削除すると、アトラシアンはそのアカウントを無効化します。削除はしません。
  • アトラシアンだけで行った変更は、次の同期で元に戻されるか、まったく反映されないことがあります。

そのため、プロビジョニングされたユーザーについては、アクセスの判断を ID プロバイダーで行い、同期の後にアトラシアンの管理を確認してください。ユーザー プロビジョニングには Atlassian Guard Standard が必要です。

出典: ユーザー プロビジョニングについて、ユーザーのアプリ アクセス権を削除する、2026 年 10 月 13 日に確認。

操作の前に: 短いチェックリスト

一時停止、削除、保留のどれでも、また 1 人でも未使用アカウントの一覧でも、同じ確認が当てはまります。

  • そもそもアプリ アクセスはあるか。その人の [アプリ] タブを確認します。有料のアプリがなければ、ライセンスの節約にはなりません。
  • どんなアカウントか。個人、業務委託先、社外の協力者、それとも連携機能やスクリプトが使うアカウントか。連携機能のアカウントは、担当者が何も依存していないと確認するまで保留してください。
  • 管理対象アカウントか。そうでなければ、選べるのは一時停止か削除です。
  • ID プロバイダーが管理しているか。そうであれば、ID プロバイダー側で変更します。
  • 必要なのは一時的か、恒久的か。一時的なら一時停止。恒久的なら削除。管理対象アカウントなら無効化またはアカウントの削除。
  • 先に書き留める。グループ、ロール、管理者ロール、変更を承認した責任者、理由、戻ってくる可能性を記録します。削除後は、グループがユーザーから消え、復元が難しくなります。
  • 後で確認する。減らしたいプランについて [アプリ] タブが空になっていることと、次の請求に反映されたことを確認します。

どれを選ぶか

状況確認すること選ぶ操作
休暇、契約の中断、調査戻る予定日と、復元を承認する人アクセスの一時停止。復元の担当者を記録
社員や業務委託先が完全に離れた離任日、残っているアプリ アクセス、ほかのサイトユーザーの削除。管理対象アカウントでは、方針に従って無効化またはアカウントの削除
一部のアプリは残すが、Jira はなくすJira を与えているグループJira のアプリ アクセス権の削除
社外の協力者業務の責任者と、作業が続くか作業が中断なら一時停止、終了なら削除
使われていないように見えるが、連携機能を動かしている連携機能の担当者と、依存しているもの担当者が確認するまで保留
更新前のライセンス整理有料のアプリ アクセスと、請求の時期有料のアクセスを実際になくす操作を、次の期間や階層に間に合うように

よくある間違い

  1. 一時停止で十分なのに削除する。戻ってきたとき、グループとロールを記憶を頼りに作り直すことになります。
  2. 有料のアプリ アクセスがなかった人を一時停止して、請求額が下がると期待する。
  3. 別のグループがまだ Jira を与えているのに、1 つのグループから Jira を外す。その人は Jira を使い続け、数えられ続けます。
  4. 1 つのサイトで削除して、別のサイトを忘れる(元のユーザー管理)。
  5. 1 つのサイトだけを止めるために管理対象アカウントを無効化し、その人が関わるすべての組織から切り離してしまう。
  6. プロビジョニングされたユーザーをアトラシアンだけで変更する。次の同期で元に戻ることがあります。
  7. 月間プランで期間の途中での返金を期待する。
  8. 理由を記録しない。理由がないと、アクセスを戻してほしいという急ぎの依頼が当て推量になります。