経理部門から簡単な質問が来ます。「アトラシアンに何人分を支払っていますか?」管理者がグループをエクスポートすると 1 つの数字が出ます。請求ページにはさらに 2 つの数字があり、Atlassian Guard の請求書には 4 つ目の数字があります。どれも間違いではありません。数えているものが違い、1 人を 1 回だけ数えているのはその一部だけです。

この記事は、その数え方についてです。1 人のユーザーが、グループ、アプリ、サイト、プランをまたいでどう数えられるかを説明します。もう 1 つの質問、つまりそもそも 1 人のユーザーが Jira の請求対象になる条件とその確認方法については、Jira の請求対象ユーザーとはをご覧ください。

画面の名前は、アトラシアンの日本語のサポート ドキュメントに合わせています。このページは英語版の翻訳です。

「ユニーク」の意味

ユニーク請求対象ユーザーとは、請求の対象として数えられる 1 つの Atlassian アカウントです。行ではなく、1 人の人です。

同じ人が、エクスポートの中に何度も現れることがあります。所属するグループごとに 1 回、使えるアプリごとにさらに 1 回です。重複の排除は、それらの行を人単位にまとめ直す手順です。「この行の後ろに、異なる人が何人いるか」に答えます。

これは「この人はそもそも数えられるか」とは別の質問です。1 人のユニーク ユーザーが、Jira への経路を 3 つ持っていることもあります。また、どの請求の対象にもならないのに、エクスポートに現れる人もいます。たとえば、アカウントが無効化されている場合や、所属するどのグループもアプリ アクセスを与えていない場合です。

アトラシアンが 1 人を 1 回だけ数える場合と、そうでない場合

1 人が 1 回だけ数えられるかどうかは、見ている請求によって決まります。

請求数え方Jira と Confluence の両方を使える人
Jira や Confluence など、1 つのアプリの Standard または Premium のサブスクリプションそのアプリにアクセスできるユーザーの数。月間サブスクリプションはユーザーごとの価格で、年間サブスクリプションはユーザー階層を使います。Jira の数と Confluence の数の両方に入る
コレクションコレクション内のすべてのアプリを通じたユニーク ユーザー。その中の少なくとも 1 つのアプリにアクセスできる人は 1 回だけ数えられます。両方のアプリがコレクションに含まれていれば 1 回
Enterprise プランユーザー階層。プラン内の少なくとも 1 つのアプリにアクセスできる人は、そのプランで 1 回だけ料金が発生します。Enterprise は年間請求が必須です。Jira Enterprise と Confluence Enterprise は別のプランなので、その人は両方の請求に入る
Atlassian Guard Standard何個のアプリやサイトを使えても、組織ごとに 1 回。アプリ アクセスを持つ管理対象アカウントと外部ユーザーだけが数えられます。1 回
Marketplace アプリ、シングル インスタンスインストール先の Atlassian アプリのユーザー数そのアプリの数に従う
Marketplace アプリ、マルチインスタンス(Enterprise プランのみ、任意)インスタンスをまたいだ、その Marketplace アプリのユニーク ユーザーインスタンスをまたいで 1 回

この表から 2 つのことがわかります。

1 つ目に、Standard と Premium では、「ユニーク」は 1 つのアプリの中でだけ当てはまります。Jira のグループ 3 つに所属している人は、Jira では 1 回だけ数えられます。価格はグループ メンバーシップではなく、アプリにアクセスできるユーザーに基づくからです。しかし、同じ人が Confluence を使えれば、Confluence でも数えられます。

2 つ目に、アトラシアンの請求ドキュメントは、アプリのサブスクリプションごとの数と、元のユーザー管理での「このサイトのこのユーザー」の請求を説明しています。Standard と Premium について、サイトをまたいだ重複の排除は説明していません。同じアプリを 2 つのサイトで使っている場合は、1 人が 1 回だけ数えられると思い込まず、両方のサブスクリプションを確認してください。

出典: アトラシアン: ユーザーとユーザー階層を管理する、アトラシアン: How billing works for collections(英語)、アトラシアン: Enterprise プランの請求を管理する、アトラシアン: Atlassian Guard Standard の請求の管理、アトラシアン: マルチインスタンスの Marketplace アプリの価格の仕組み、アトラシアン: ユーザーを削除するかアクセス権を一時停止する、2026 年 10 月 13 日に確認。

Atlassian Guard Standard の数え方

「ユニーク請求対象ユーザー」が最も直接的に使われるのが Atlassian Guard Standard です。組織ごとに請求され、何個の Atlassian アプリにアクセスしていても、1 人は 1 回だけ請求されます。

管理対象アカウントまたは外部ユーザーで、サポートされている少なくとも 1 つのアプリにアクセスできる人は、Guard Standard で数えられます。アトラシアンは数えられない場合を挙げています。たとえば次のとおりです:

  • アプリ アクセスのないアカウント
  • 無効化されたアカウント
  • Enterprise プランなど、すでに Guard Standard を含むプランの対象になっている人
  • 請求対象外の認証ポリシー、または請求対象外の外部ユーザー セキュリティ ポリシーのメンバー
  • Jira Service Management のヘルプ センターだけ、または Jira Product Discovery だけを使う人

アトラシアン自身の例で効果がわかります。100 人が Standard で Jira を使い、そのうち 50 人が Standard で Confluence も使う場合、Guard Standard の数は 150 ではなく 100 です。Jira Service Management のエージェント 30 人が 500 人のヘルプ依頼者(カスタマー)に対応する場合、数は 30 です。

数を見るには、アトラシアンの管理で組織を選び、[請求] を選びます。改善された請求エクスペリエンスでは、Atlassian Guard Standard を探して [管理] を選びます。[サブスクリプションの詳細] ページにユニーク請求対象ユーザーが表示されます。従来の請求エクスペリエンスでは、Atlassian Guard Standard の横の [サブスクリプションを管理] を選びます。

誰が数えられているかを見るには、管理対象アカウントをエクスポートします: [ディレクトリ] > [管理対象アカウント] > [メンバーをエクスポート]。ファイルには [請求対象] 列があります。この列は「Atlassian Guard Standard の請求に数えられる」という意味です。Jira や Confluence の数ではありません。

出典: アトラシアン: Atlassian Guard Standard の請求の管理、アトラシアン: 管理対象アカウントのエクスポート、2026 年 10 月 13 日に確認。

計算例: 12 行、7 アカウント、5 人

架空の組織に、Jira Standard と Confluence Standard のサイトが 1 つと、Atlassian Guard Standard があります。すべてのアカウントは管理対象アカウントで、請求対象外のポリシーはありません。関係するグループは 4 つです:

  • jira-users-sample: Jira の既定のグループ。Jira を与える
  • team-dev: Jira を与える
  • confluence-users-sample: Confluence の既定のグループ。Confluence を与える
  • all-staff: 権限にだけ使われ、アプリは与えない

グループのエクスポートには、1 人 1 グループにつき 1 行があります:

人(サンプル データ)グループ(それぞれエクスポートの 1 行)行数JiraConfluenceGuard Standard で数えられるか
Anajira-users-sample、team-dev、confluence-users-sample3はいはいはい、1 回
Benjira-users-sample、confluence-users-sample2はいはいはい、1 回
Chenteam-dev1はいいいえはい
Dinaconfluence-users-sample1いいえはいはい
Eliall-staff1いいえいいえいいえ: アプリ アクセスなし
Fayjira-users-sample(アカウントは無効化済み)1いいえいいえいいえ: 無効化済み
Giljira-users-sample、team-dev、confluence-users-sample3はいはいはい、1 回
合計12445

サンプルの人物 Ana の図。左の 1 つのアカウントの枠が、中央の 3 つのグループの枠につながっている: jira-users-sample、team-dev、confluence-users-sample。最初の 2 つのグループは Jira の枠を、3 つ目は Confluence の枠を指している。下に 3 つのカウンター: Jira の数に 1 を加える、Confluence の数に 1 を加える、Atlassian Guard Standard の数に 1 を加える。図は英語です。

1 つのアカウント、3 つのグループの行、2 つのアプリ。Ana は各アプリの数に 1 を、Guard Standard の数に 1 を加えます。サンプル データ。図は英語です。

では、人によって挙げる数字を突き合わせます:

数字値実際に何の数か
グループのエクスポートの行数12グループ メンバーシップ。支払っているものの数ではありません。
エクスポート内のアカウント数7請求対象かどうかを問わない、異なる人の数
少なくとも 1 つのアプリにアクセスできる人5Eli はアプリ アクセスがなく、Fay のアカウントは無効化されている
Jira の請求対象ユーザー4Ana、Ben、Chen、Gil
Confluence の請求対象ユーザー4Ana、Ben、Dina、Gil
2 つのアプリのサブスクリプションを合わせたライセンス数84 + 4。Standard では、各アプリはそれぞれの数で請求されます。
ユニーク請求対象ユーザー5Ana、Ben、Chen、Dina、Gil。Guard Standard が数えるのはこの数で、両方のアプリを含むコレクションもこの数を数えます。

段階を示す図。12 のグループの行、次に 7 アカウント、次にアプリ アクセスを持つ 5 人。点線の下で答えが 2 つに分かれる: 左は Jira 4 と Confluence 4 からなる 8 のアプリのライセンスで、アプリごとの請求用。右は 5 人のユニーク ユーザーで、Guard Standard または両方のアプリを含むコレクション用。図は英語です。

行から人へ、人からライセンスへ。同じ 12 行が、アプリごとの請求では 8 ライセンス、組織全体の数え方では 5 人のユニーク ユーザーになります。サンプル データ。図は英語です。

つまり、「何人分を支払っているか」への 3 つの異なる答えは、それぞれの請求にとってすべて正しいのです。Jira は 4、Confluence は 4、Guard Standard は 5 です。12 は、そもそもこの質問の答えではありません。

削除で各請求の何が変わるか

ユニークな数え方は、整理によって節約できる額も変えます。同じサンプル データを使い、下の各行はそれぞれ開始時点から始めます:

変更JiraConfluenceGuard Standard(ユニーク)
開始時点445
Ana を team-dev からだけ外す4(jira-users-sample を通じてまだ Jira を持つ)45
Ana の Confluence へのアクセス権を削除する435(まだ Jira を持つ)
Ana のアプリ アクセスをすべて削除する334
Chen の Jira へのアクセス権を削除する344(Jira が唯一のアプリだった)

1 つのグループの経路を外しても、ほとんど何も変わりません。経路を 2 つ以上持っている人がよくいるからです。1 つのアプリへのアクセス権を削除すると、そのアプリの数は下がりますが、ユニークな数が下がるのは、その人が最後のアプリを失ったときだけです。低くなった数がいつ、どのように請求書に表れるかは、請求期間によります。月間と年間の時期については、Jira の請求対象ユーザーとはをご覧ください。

自社の数字を突き合わせる方法

  1. どの請求を説明するのかを決めます。 Jira のサブスクリプション、コレクション、Enterprise プラン、Guard Standard のどれかです。それぞれ数え方が違います。
  2. ユーザーをエクスポートします。 アトラシアンの管理で [ディレクトリ] > [ユーザー] に移動し、[ユーザーをエクスポート] を選びます。すべてのユーザーを含め、[グループ メンバーシップ] と [アプリ アクセス] の両方を追加します。ファイルにはユーザーごとに 1 行があり、アプリごとのロールの列(なし、ゲスト、ユーザー、管理)と、アプリごとの最終アクセスの列があります。
  3. 行ではなく人を数えます。 ユーザー ID をキーにします。代わりにグループのエクスポートから始める場合は、先にユーザーごとに 1 行にまとめます。
  4. アプリごとに数えます。 各アプリについて、ロールがそのアプリへのアクセス権を与えている人を数えます。「なし」は除き、「ゲスト」は別にしておきます。Jira のゲストは、アトラシアンの上限内なら無料です。
  5. 請求がユニークな数え方なら、ユニークな人を数えます。 対象の少なくとも 1 つのアプリにアクセスできるユーザー ID を、それぞれ 1 回だけ数えます。Guard Standard については、管理対象アカウントのエクスポートの [請求対象] 列と比べます。
  6. 請求ページと比べます。 改善された請求エクスペリエンスでは、[請求] > [サブスクリプション] に各アプリの請求対象ユーザー数が表示されます。自社の数とアトラシアンの数が違う場合は、まず無効化または一時停止されたアカウント、ゲスト、アプリを与えないグループにいる人を確認してください。

1 人のユーザーにアクセス権を与えているグループをたどる方法は、Jira へのアクセス権を与えるグループを確認する方法をご覧ください。

出典: アトラシアン: サイトからユーザーをエクスポートする、アトラシアン: ユーザーとユーザー階層を管理する、アトラシアン: Manage guest access in Jira(英語)、2026 年 10 月 13 日に確認。

よくある間違い

  1. グループの行を人として数える。 例の 12 行は、7 アカウントで、請求対象の人は 5 人でした。
  2. アプリの数を足して人数と呼ぶ。 Jira ユーザー 4 人と Confluence ユーザー 4 人は 8 ライセンスで、8 人ではありません。
  3. 「ユニーク」はアクセスの経路が 1 つという意味だと思い込む。 Ana は 1 人のユニーク ユーザーですが、Jira への経路を 2 つ持っています。1 つの経路を外しても何も変わりませんでした。
  4. Guard Standard の数が Jira の数と一致すると期待する。 Guard はすべてのアプリをまたいで 1 人を 1 回だけ数え、すでに Enterprise プランの対象になっている人を除き、管理対象アカウントと外部ユーザーだけを数えます。
  5. 管理対象アカウントのエクスポートの [請求対象] 列を Jira の数として読む。 これは Guard Standard の請求対象という意味です。
  6. Standard や Premium で、2 つのサイトが 1 つの数を共有すると思い込む。 各サブスクリプションを確認してください。
  7. 行ごとに節約額を約束する。 重複を排除した後に、請求ごとに、そのアプリへの最後の経路を失う人についてだけ見積もってください。